和歌の修辞法 沓冠
2005年10月17日 The Road To Marriage
トウカンっていう技法があることを、教わった。
「沓冠」って書いてトウカンって読むらしいぃ。
カンムリ（冠） と クツ（沓）という感じどおり、
和歌の頭（冠）とお尻（沓）をくっつけると
メッセージになっているというもの。
たとえば、下のような和歌があったとする
(古文は専門ではないので、ぱっと例示の和歌が思い浮かばないので
○が一文字だと考えてくだされ）
?○○○?
?○○○○○?
?○○○?
?○○○○○?
?○○○○○?
当然普通の和歌だから普通に意味とかもあるわけだが、
?から?の番号どおりに字を追っていくと、
暗号のように隠されたメッセージがあるという技術らしい。
カキツバタ、で始まるやつは、和歌の頭のところだけをとってやる技法で、
それの発展バージョンらしぃ。
ってか、説明下手ですまん。これでも一応人にモノ教えてる（爆）
このトウカンという技術で和歌を送って、
更にソレの返事をトウカンで返事した人がいるというというから
昔の人は風流である。
作るほうも大変だ。
セバも、和歌は得意だが、すんげぇ苦労したらしい。
（そんなもの得意でも何の役にもたたないが）
それをもらった側の昔の歌人のほうが、作った側よりすごい。
トウカンであることを読み取って、
そのトウカンの中の暗号の意味の返事になるように
トウカン技法を使って和歌を作らなければならない。
あたしは、トウカンの和歌の返歌は作れないぞ。
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