刀を置くの。

2005年11月14日 To be what I want to be.

◇刀。

刀を抜いて、斬る。
　
それで、会社で生きてきた。仕事をしてきた。
　
その自分の刀が、武器であり、自信であった。　
　　
　
あたしは、しゃべり方、言い方が、ものすっごくキツい。
それだけで、敵を増やしてきていた、っていうのは、
頭ではわかってて。

　
でも、それでも、刀の威力があるものだから、その威力を会社は評価し、
私はその刀があるからこそ自信もあり実績もできた。
　　
　
ただ、一人の人間として、刀を振りかざしてビュンビュン斬っていることで、
誤解も生んでいたし、近寄りがたさもあるし、
家族は心配していたのだ、ということが、
今になってようやっとわかってきた。
　　
いいのか悪いのかわからないが、セバとつきあってから
あたしの授業は、まるくなった、　
　　
あたし自身も、まるくなった。（これはいいことだと思う）
　
　
セバは、刀を持っているが、それを振りかざして斬ることを辞めている人。
　
　
彼は、絶対にあたしを刀で斬らない。
自分が斬られる痛みじゃなくて、
刀で相手を斬ってしまう痛みが怖くていやな人。
だからケンカをしたくない、できない人。　　
　
能力はある人。
彼は、本気をだしたら、あたしが嫉妬したくなるくらいの力がある人。
　　
　　
でも、セバは刀を使わない。

そして、あたしも、刀を、使いたくない。
　
もう、疲れたの。
　　
　　
刀で斬って斬って斬る生活に、実りを感じなくなったの。
　　
刀を置いて、二人で手をつないで、生きていきたい。
　　
　　
刀で斬りあうよりは、二人で泣きあうほうが　まだまし。
　　
　　　
　　　
◇あたしの体。
　
生理が終わった2日後に生理（みたいなもの）がきた。　
あまりに量が多くて、びっくりして、怖くなった。　
上がってから、ちゃんとお医者さんに行こう。　　
　