仕事　いったん　完了。

今日で、教える仕事が　いったん完了となりました。
おそらく一番喜んでいるのは、我が母でしょう。メールくれましたから。

彼女にしては、仕事を初めて３年でやめると思ってたのに５年つづけ
５年でやめると思ったのにやめず、
社員辞めても非常勤でやめず、
結婚してからもやめると思ったのにやめず
妊娠がわかってからもやめると思ったのにやめなかったのが、
やっとこさ、１０年経って、やめるんですから（苦笑）
　
対照的に。
職場では、A部長はボーとしてるから仕方がないにしても
日ペン先生ですら、今日が最後だと気づいてなかった状態。
「え？明日までじゃなかったの？」とか言われるし。

その発言のあと、ウルウルされても、ねー・・
しかも日ペン先生、「送別会もいけるかどうかわかんない」って・・・
お手紙とハンカチ、送別会に持っていこうと思って今日持ってきてないのに・・
ま、日曜に職場においておこう。

仕方がないんだけどねー、ばたばたしてるし
普通の正規の授業は明日までで一区切りだし
明後日センターですし
なにより、そういう職場環境じゃないですから。

ま、そういうとこなので、きっちり挨拶も片付けもして辞めていく人は
この会社では正直見たことがない。

それでも、人は人だ。
あたしはあたしなりに、きっちりしておきたかったのだ。　
　
送別会の出欠がわからないし、
送別会の時間も勤務中のため来られない人たちがけっこういるのを知っていたので
一応挨拶できる人には一人ひとり挨拶したんだけど
O部長は、挨拶しようとしたら、もう移動してしまわれてた。
送別会来られないって聞いてたから、残念だった。
最後きっちりごあいさつしておきたかったのに。



一番うるうるしていたのが、教え子兼バイトのYちゃんだったり
ちょこっとしか教えてない生徒が、先生がいなくなると気づいて
いてもたってもいられなくなって手紙を書いた、といって手渡されたり

一番、あたしのことを思ってくれていたのは、生徒だ。
一番、生徒を持っていたのも、あたしだ、という自負はある。

それを、あたしは誇りに思うし、センターまで、生徒を見ることができて
心からよかったと感じてる。

今年の桃衣を読んでても、ああ、
あたしのスタンスを、生徒はよくわかってくれてたんだなぁ、
そして響いていたんだなぁ、ということが実感した。

あたしは、純粋な授業力だけの講師ではない。
純粋な授業力オンリーの勝負では、正直、セバのほうが上だ。
ただ、あたしがセバより優っていると自負しているのは
人として伝える部分を、心の部分を伝えるところだ。

授業内容として勉強だけでなく、それが伝わってることを
生徒は桃衣の寄せ書きで伝えてくれていた。

これが、あたしだ。