ヘルプとサポートの違い

毎朝息子にしていること。

ピアノ、くもん、時間があれば玄関で英語。

どれもはいこれ！はいこれ！と私が指示してやっていたのだけれど
昨夜色々あって
「そんなにママの言うことを聞かないなら、全部自分でやってね、
　園バスが来るまでにできないものがあったら
　ピアノも、くもんも、英語も、幼稚園も辞めてもらうからね」ということになった。

ちなみに習い事はどれも本人がしたがってやっているものなので
辞めたくないと言い張る。幼稚園に関しても。



そして、今朝。

起こさずに6時半に起きた。
ご飯を食べると言って自分でご飯を食べた。
私服に着替えた（登園の格好ではなく）←私、夫から指摘が入るも無視

私服で遊ぶが、何も言わない約束だったので、私は自分の用事をしていたが
さすがに口やかましく言う私。やらないなら辞める約束だよ！と。

するとピアノをやりだした（普段は公文が先）
さすがにサポートしないといけないのでサポートするが、なんかまた
グチグチ言いだして1回しか弾かず。

それから私に言われたので、登園の格好に着替え始める。
靴下が履けないと泣きわめいていたが、私は無視して洗濯を干す。
戻ってくると、違う靴下に替えて、靴下をちゃんと履いていた。

次になにするのかな？と思うと、今度は公文をやりだした。
・・・いいペースでやっている。自分で集中してやり終わり
プリントにかかった時間も非常にいい。
その間に私は洗い物を終える。（普段は横についている）

私、できたね、と認める。
自分で全部やったら、やったー！って気持ちもあるしね、と話す。

ピアノの書く分もして、ピアノ１回歯科弾けていなかったので
他の曲を弾くのをサポート。

それから園準備をして玄関英語。お得たらバスが来た。
定刻より５分早く着たバスに、余裕で乗れた。
いつもなら玄関英語はできてないはず。


何が違うか？どこにチガイがあるか？


私の時間があるのだ。


同じ時間に終えても、いつもだと、つきっきりなので
洗濯は干せないし、洗い物も中途半端、自分が寝坊したら化粧もやばいぐらいなのに
どちらもさっぱりキレイに終えられた。
よって今にこんなに日記をかけている。


息子は「自分でできた」という達成感がある。



ああ、サポートするって、こういうことなんだ・・。

私にとって、私服に着替える手間、もう一度着替えなおすなんて面倒なだけだけど
息子にとっては、それはやりたいことで、気分があがるのかもしれない。

決まっていることは「バスの時間までに用意をして、ピアノくもん英語をすること」

決まっていることさえクリアできれば
やり方は、息子のやりたいようにやればいいのだ。
やるほうがいいのだ。

私はそれをサポートしさえすればいい。
ヘルプだと思って、はいこれ！はいこれよ！とすべて私が決めていたのは
息子の自主性や思考力、想像力を妨げていたのだ。


言うことなんて、聞かない。聞くはずがないのだ。
自分のコントロールの聞かないことに悩むのはナンセンス。あきらめるのだ。


聞かないのなら、自分で考えさせて行動させて責任を取らせればいい。

親である私はハラハラするだろう。
でも、そのことの責任をすべて受け取る立場をとればいい。


きっとそうすれば、息子も私も心地よい生活ができる。